Posts tagged: blekko

7月 27 2011

Blekkoのインフォグラフィックができた

私は本誌の(自称)インフォグラフィック担当だから、世界で初めて作られたBlekkoのインフォグラフィックをご紹介しないわけにはいかない。作者は、Cognitive SEOの友人たちだ。おまけ:“Blekkoのファウンダは誰と誰ですか”(三名)というクイズに正解できる私は、大馬鹿者だろうか? きっとそうだね。〔*: この記事の筆者Alexiaは、TechCrunch内でBlekkoファン〜ミーハーであることでも有名。〕

〔訳注:最後の「検索の人権宣言」より:
1.検索はオープンたるべし。
2.検索結果には人が介在すべし。
3.結果のランクを決めるために使われるデータは秘匿されざるべし。
4.Webのデータは即座に可利用たるべし。
5.検索に万能のアルゴリズムなかるべし。
6.高度な検索にアクセスできるべし。
7.検索エンジンのツールは万人にオープンたるべし。
8.検索とコミュニティは二人三脚たるべし。
9.スパムは検索結果に属さず。
10.検索者のプライバシーは侵されることなかるべし。


Company:
BLEKKO
Launch Date:
1/6/2007

Blekko is a search company founded by Rich Skrenta and his core team from previous company Topix and Netscape’s Open Directory. Blekko was founded halfway through 2007 and…

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

6月 30 2011

BlekkoがFoodilyと提携してレシピー検索を充実

Zorroというコードネームでヴィジュアルの刷新を行い、三つの検索エンジンを比較するThree Search Engine Monteを提供したばかりのBlekkoが、今日(米国時間6/29)は、料理のレシピーの検索結果を充実させるために、レシピー検索エンジンFoodilyとの提携を発表した。

今日から、BlekkoでKale ChipsとかGrilled Fennelなどを検索する人は、Foodilyのコミュニティから情報をもらえる。また、/recipe、/nocarbs(炭水化物ゼロ)、/glutenfree(小麦グルテンなし)など、食べ物関連のスラッシュタグもFoodilyからの情報込みで結果を出す。このように、食べ物に関して編集された検索結果が得られるだけでなく、Blekkoのスラッシュタグ技術とFacebookとの統合化により、友だちが好きなレシピーを知ることもできる。

“Foodilyの使命は、だれもが自分の好きな食べ物を見つけ、それを自分のソーシャルなサークルで共有できることです。このたびBlekkoの検索に協力して、食べ物や料理やレシピーに関する優れたリソースを見つけるお手伝いができるようになったことを、とても嬉しく思っています”、FoodilyのCEO Andrea Cutrightが、プレスリリースでそう言っている。

Ron Conway、Mike Maples、Marc Andreesenなどから$24M(2400万ドル)と大きな投資を受けたBlekkoは、現在、10万のスラッシュタグを蓄積し、ユーザに、これまでの検索エンジンよりももっと適切な結果を与えようとしている。レシピーなど、トピックを限定した垂直検索を、共通の関心を軸とするコミュニティとの提携で提供するのは、おもしろい戦略だし、たしかに、ニッチにはときどき、とても豊かな情報がある。

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6月 22 2011

Blekkoの新バージョン(コードネームZorro)はスラッシュタグを大量に使って検索結果の適切性をアップ

うん、タイトルはちょっと大げさだったかな。でも、検索エンジンBlekkoが今日(米国時間6/21)立ち上げる新バージョンZorroは、かなりクールだ。ヴィジュアルな面で大幅に改良されている。以前の赤いリンクや、ごたごたしていた左のサイドバーはなくなった。左には、検索結果の横に小さなアイコンを出して、オリジナルサイトが一目で分かるようにした。

また、およそ1000のスラッシュタグを自動的に含めることによって、検索結果の適切性も相当良くなった。以前は、一握りのスラッシュタグを使っていただけだ。つまり、ユーザが見る検索結果は、Blekkoのスタッフが人力で精選したサイトなので、コンテンツの質が高いのだ。コンテンツファームは、スラッシュタグで拾われない。

たとえば“pregnancy tips”(妊娠に関するアドバイス)で検索すると、/pregnancyと/health(健康)という二つのスラッシュタグが自動的に使われるので、結果はGoogleよりも相当良い。でもBlekkoでは、それで終わりではない。それらのスラッシュタグのどれかをクリックすると、そのタグに関連した結果をさらに見られる。検索結果の適切性が、さらに向上するのだ。Googleでは、結果の次のページの中から良さそうなのを探したり、違う言葉でクェリしたりするから、時間がかかる。

Blekkoのいちばんすごいところは、まだ生きていることだ。CuilやSearchMeなど、多くの意欲的な検索スタートアップが倒れた中でBlekkoは、立ち上げから6か月の今、成長が続いていて、各月のユニークビジター(ユニークIP)はほぼ100万だ。文脈広告の試行を開始したが、結果は良いそうだ。広告の仕組みがうまく回り始めれば、Blekkoも売上を計上できるようになる。ということは、Blekkoから危なっかしさが消えて、長期安定する。いや、今すでに、危なっかしさはどこにも見受けられないのだが。

Blekkoは今日、3 Engine Monteという楽しいツールも立ち上げた。それについては、この記事の続編を見てちょうだい。

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6月 22 2011

検索スタートアップのBlekkoがリニューアル―3検索エンジンの比較ページをデモ

検索エンジンのBlekkoは自慢の新システムZorroをローンチした。UIはすっかりリニューアルされ、リンクは赤色から青色になり、画面から余計な要素が一掃されてすっきりしたのがすぐに目につく改良だ。フードの下の検索エンジンにはslashtags機能を利用した新しいウェブ索引が装備されている。手動で選ばれたおよそ1000種類のslashtagが検索結果を改良する。

しかし技術用語をいくら並べても結果がでなければ仕方かがない。Blekkoではその結果に大いに自信を持っているようだ。3 Engine Monteというユーモラスな名前のデモ・ページを立ち上げた(スリーカードモンテというのは3枚のトランプカードを裏返しに置き、客に一枚を当てさせる大道賭博。ほとんどの場合インチキ)。

Blekkoのトップページあるいは上のリンクから訪問するか、あるいは、Blekkoの検索で検索キーワードの最後に /monte と付加するとこのページにジャンプする。ここでは検索結果(Blekko、Google、Bing)は3列に表示される。フォーマットは3列ともすべて同じに編集されているので、ユーザーにはどれがどの検索エンジンのものか分からない。訪問者はこれがBlekkoだと思う検索結果の列をクリックすると、どれがどの検索エンジンだったかが明かされる。

私はしばらく遊んでみたが、ほとんどの場合、どれがBlekkoか当てることができた。カギはコンテンツファームのリンクが混じっているかどうか見ることだ。GoogleとBingには依然としてコンテンツファームの質の悪いリンクが多い。しかしBlekkoには全く見られない。試してみるようお勧めする。

〔なかなか面白い。たしかに英語キーワードの場合はコンテンツファームのリンクは少なくなっている。ただし、日本語で東京、大阪、名古屋、横浜などを順次入力すると相当に変わった傾向がみられる。どういうアルゴリズムか興味が持たれる。〕

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01


5月 13 2011

検索の異端児Blekkoの次の手: ユーザデータの保持期間を48時間に短縮

検索エンジンBlekkoは、つねに自分を差別化することに熱心で、次々と新たな開発の進捗を発表してはメディアの注目を引こうとする。そのBlekkoが今日は、ユーザの個人情報(IPアドレスなど)を保持する期間を48時間に減らす、と発表した。それはGoogleなど大手検索エンジンと比べて、きわめて短い期間だ。

GoogleとYahooは現在、ユーザデータを18か月保持している。Bingは6か月だが、これはヨーロッパの標準だ。実はYahooは最近、Googleと“競合して”個人化されたリコメンデーションを提供するために、データ保持期間を従来の90日から18か月に延長したばかりだ。Blekkoはこれに関して、“Yahooと違ってうちは競合する必要がない”、と言っている。DuckDuckGoやStartpageなどの検索エンジンは、ユーザ情報をまったくキープしない。

しかしUS VenturesやCMEA Capital、Marc Andreessenなどから$24M(2400万ドル)もの出資を受けているBlekkoは、これからも当分、きわどい挑戦を続けることができる。このほかに今回Blekkoは、HTTPS選好オプションを導入する。これは、より安全なHTTPSのWebサイトがあれば、検索結果にそっちの方を出す、という設定だ。

またSuper PrivacyとNo Adsオプションでは、広告を出さないようにする。CTOのGreg Lindhalによれば、”検索エンジンはユーザについて知りすぎている。Blekkoの目標は、検索エンジンの機能を良くするための情報の保持と、ユーザが非公開を望む情報を保持しないこととの、均衡を維持することだ”、という。

Blekkoはなにしろ、大手にない細かい芸が多い。たとえば今では、Facebookのコメントも検索の対象にしている。検索のマーケットシェアは今、Googleが65.7%、Yahooが15.9%、Microsoft(Bing)が14.1%で、Blekkoは5位以内に入らない。だからこそBlekkoは、次々と小技を繰り出して努力しているのだ。

最近(先月)の同社の成績は、ユニークビューが75万、総検索回数が5000万だった(ユニークビューは3月に比べて33%増)。これまでに35億のURLをインデクシングしているが、GoogleやBingは150億を超えている。

しかし検索エンジンがやるべきことは検索だ。ほとんど毎週のように、新しいワザを発表してメディアの注目を集めるという戦略は、本当に有効なのか? 答はもうすぐ分かる。

〔訳注: Blekkoの中核的な機能は、ユーザ生成の、いわゆる”スラッシュタグ”によって、カテゴリー検索ができること。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


3月 10 2011

Blekkoがアルゴリズムによって110万のスパムっぽいドメインを排除

検索エンジンBlekkoによれば、同社は検索結果からおよそ110万のスパムっぽいドメインを閉め出すことに成功した。門前払いを食らわされたドメインは同社が開発したアルゴリズムが同定したもので、そのアルゴリズムはとくに、粗悪なコンテンツや広告のタイプなどを嗅ぎ分ける。それは同社が一貫して展開している戦端に新兵器として加わり、コンテンツファームや低劣なコンテンツを撃退していく。これに先立ち同社は今年の初めに、検索結果から20のコンテンツファームを排除した

同社はこのアルゴリズムを、“AdSpam.”と呼んでいる。同社曰く、“ページがスパムであることのもっともどぎつい兆候の一つは、セルフサービス広告のネットワークに大量に参加していることだ”。そのほかの兆候に基づいて粗悪なサイトを同定し、そこにキーワードに基づく広告がコンテンツに並んで大量にあれば、ブロックされる可能性が高い。〔余計な訳注: では、Googleの検索結果ページもだ!?〕

“粗悪コンテンツとキーワード広告の組み合わせは、金を印刷する機械だ”、とBlekkoのCEO Rich Skrentaは言う。“金を印刷する機械は、いずれ悪用されるだろう”

彼によれば、Blekkoは一日に100万の検索クェリを処理し、50万の月間ユニークビジターがある。

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3月 04 2011

関連性(Relevance)の時代の幕開け

編集部注:この記事は、Mahendra Palsuleの寄稿。PalsuleはテクノロジーニュースのアグレゲーターのTechmemeの編集長を2009から務めている。ニュースのキュレーションという本業に加えて、スタートアップやソーシャルウェブのトレンドの分析を行っている。インドのPune居住。こちらからTwitterをフォローできる。

ソーシャル・ネットワークにおける「次の大きな波」はいったい何になるのだろう?

テクロジー愛好家の間でこの問題は長年熱心に議論されてきた。われわれはすでにパラダイムシフトの兆候を目前にしていると思う。単純なソーシャル共有から個人化された関連性の高い(relevant)コンテンツへの移行だ。

「次の波」を占う上でカギとなる要素は、「ソーシャルグラフ(Social Graph)」を補う「関心のグラフ(Interest Graph)」だ。Facebook、Twitter、Googleといったメジャー・プレイヤーもすでに「関連性の高いコンテンツ」の提供に向けて努力しているが、「関連性」にもっぱら集中しているスタートアップも多数現れている。

情報の洪水に対する解決策は「関連性(Relevance)」以外にない。

上の図はオンラインでの情報の発見(discovery)サービスがどのように発達してきたかを示したものだ。

第I期: 検索中心のウェブ

十数年前にGoogleがウェブに君臨することになった方法だ。Googleはそのページへの外部からのリンクを数えることによってページの人気を判定するPageRankテクノロジーを開発し、もっとも人気あるページをトップに表示することに成功した。

第II期: Web 2.0―ソーシャルブックマーク全盛期

Web 2.0の時代に入るとユーザーの投票によって記事の人気が判断するソーシャルブックマーク・サービスが多数のユーザーを集めた。RedditStumbleUponがそうしたサイトの代表で、現在でも数百万ページビューを獲得している。

第III期: 個人ごとにカスタム化された推薦

Hunch、GetGlueその他のサービスは、ユーザーが興味を持つ対象のデータに基づいて関心グラフ(Interest Graph)を作り、いわば「趣味エンジン」によってユーザーごとにカスタマイズされた推薦を試みた。

第IV: 個人ごとにカスタム化された思いがけない発見(Serendipity)

最新のスタートアップが狙うのは関心グラフとソーシャルグラフを共に利用した個人化された思いがけない発見(セレンディピティー)の提供だ。Jeff Jarvisはこれを予期せぬ関連性と呼んでいる。Gravitymy6senseGenieoTrapItなどがその例だ。.

「関連性(relevance)」とは正確にいってどのようなものか?

「情報の洪水」への対処法が論じられる際、往々にして「関連性」対「人気度」のような対立軸が設定される。関連性と個人別のカスタマイズを同一視し、関連性はカスタマイズされているから単なる人気度より優れている、というような議論だ。

しかしことはそう単純ではない。必ずしも個人化されているから関連性が高くなるとは限らない。関連性(の高さ)というのはダイナミックな概念である。それはある個人のある時点での必要性に基づく。一般的に人気の高い記事を必要としていることもあれば、自分自身に個人化されたコンテンツを必要とすることもある。それは時点によりけりなのだ。

関連あるコンテンツをフィルタする手法もさまざまだ。Google、Paper.li、PostRankなどはアルゴリズムによるフィルタリングの例だ。Reddit、HackerNewsなどはユーザーによる投票というクラウド・ソース的手法を採用している。KloutはユーザーのTwitter上での影響力を測定してフィルタに用いている。Facebookは新しいコメント・システムでEdgeRankというユーザー同志の交流の親密度をフィルタに利用して表示内容を決定している。モバイルの世界ではユーザーの位置(ロケーション)が高い関連性を有するインパクトの大きい情報となっている。

言い換えれば、関連性は上図の4つディスカバリー手法のすべてに関わるコンセプトである。そしてどれも単独で「最良のアプローチ」といえるものはない。TrapItのマーケティング責任者、Henry Nothhaft, Jrはこれを「スイートスポットの神話」と表現した。サービスが高い競争力を維持するためには柔軟に複数のディスカバリーとフィルタリングの手法を採用することが必須だ。また複数のモバイル・プラットフォームをサポートすることも重要だ。

Quora―「関心グラフ」のショーウィンドウ

ニュースフィードの表示内容の決定に「関心グラフ」を主要な手段に採用したパイオニアはQuoraだ。ユーザーは利用開始にあたって、〔Twitterではフォローするユーザーを選択するのだが、それに加えて〕Quoraではフォローするトピックも選択しなければならない。トピックをフォローすることがユーザーをフォローするのと同様に関連性の判定のために重要な要素となることに気付いたのはQuoraが最初だった。

Quoraのニュースフィードは「関心グラフ」と「ソーシャル・グラフ」の両方の要素から構成されることとなり、その結果、神秘的ともいえるいわく言いがたい味わいがあり、多くのユーザーが病みつきになった。意外な記事がニュースフィードにこつ然と現れる―これはユーザーをフォローしているからではなく、トピックをフォローしていることの結果だ。

これは「個人化された意外な発見(Personalized Serendipity)」あるいは「予期せぬ関連性」と表現できるかもしれない。これが多くのユーザーがQuoraに熱中する秘密だ。

Erick Schonfeldが的確に描写したように、昨年、関心グラフをめぐってTwitterとFacebookが激しく競争した。Quoraがこの分野で両巨人を出し抜くことができたのはどうしてだろう?

まずQuoraでは当初から関心グラフを開発の中心に据えていた。Twitterで特定のトピックを追う手段は現在でもまだきわめて初歩的なままだ。Facebookにはウェブサイトの運営者が記事のアップデートを〔「いいね!」ボタンを押したFacebookユーザの〕ニュースフィードに配信する機能を提供しているのだが、ウェブサイト運営者の間でこの機能はまだ広く知られていないようだ。

これはまたFacebookの「いいね!」ボタンを押すとサムネール付きのフルストーリーがニュースフィードに投稿されるようになった理由でもある。〔PayPalのファウンダー〕Max Levchinと〔ベンチャーキャピタリストの〕Bill Gurleyが述べたように、ソーシャル・ウェブの未来は「関心グラフを手中にしたものの手にある」。

関連性をベースにしたウェブの可能性は大きく広がっている。「関心グラフ」はより効果的な広告ターゲティングにも利用できるだろう。これによってCPM/CPCベースという量をベースにした広告モデルの重要性が減少するかもしれない。ベンチャーキャピタリストのDaveMcClureが述べたように、広告による収益化モデルはやがて商品やサービスの購入、講読実績に基づく利益率のものにシフトするだろう。オンラインメディアの運営者は、ページビューやトラフィックといった単純な量から、ユーザーのそのサイトへの関与の度合いや滞在時間などをベースにした関連性統計(Relevance Metrics)に注目するようになるはずだ。

これに伴ってソーシャルメディアも単にフォロワーの数やトラフィックの量を競うことを止め、コンテクストをベースにしてユーザーの評判を評価するようなアルゴリズムないしシステムを採用していくだろう。

関心グラフはソーシャル・グラフの質の改善に大きな役割を果たすはずだ。現在はまだ単線的な「関心グラフ」だが、やがてされに洗練の度を加え、「趣味グラフ」、「財政グラフ」、「ローカル・グラフ」などに分化していくだろう。

「関連性の時代」が幕を開けようとしているのだ!

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01


2月 14 2011

検索はまだ全然ダメだ

10年前、初めてGoogleを使った。誰もが言っていたように、それは魔法だった ― 欲しい結果が真っ先に表示された。それ以前にAltaVistaを何年か使っていた人にとって、実に快適な体験だった。Google以前からインターネットを使っている人なら、誰でも私の言っている意味がわかるはずだ。とにかくGoogleはよかった。きっちりと仕事をしてくれた。

しかし年を経るにつれて、いやな、またGoogle以前に戻ったような感じがしてきた。検索は総じて不快な体験である。トラベル検索などはまるで冗談で、Gogobotなどのスタートアップが出てきて改善に取り組んでいる。私が旅行で一番良いホテルを探す時は、はなからGoogleを見捨ててTripadvisorやGogobotに行くことにしている。

ガジェットの製品レビューでも同じだ。一番良い情報はGDGTやAmazon、時にはコンシューマー・レポートに集まっているので、直接そこへ行きGoogleは使わない。実際私は最近Googleを主として、発見のためではなくナビゲーションに使っている。つまり、自分が探しているものが何かを知っていて、見つけるのに最適な検索クエリがわかる時だ。しかし、純粋な発見となると?? そこは私のクリックを奪い合う狂気のSEO合戦であふれている。

Googleの検索が機能しなくなっているという確たる証拠はあるか。恐らくどこかにはあるだろうが、検索シェアの数字に表れていないことは間違いない。Microsoftの膨大な競争努力にも関わらず、Googleは検索で順調にほぼ独占的リードを保っている。しかし、AltaVistも巨大な検索シェアを持っていたが、ある日突然それを失ったのだ。

そして今、Blekkoをはじめとする検索スタートアップたちが、少し違う視点から問題を捉え、真剣に検索の改善に取り組んでいるところを私は見ているが、彼らが成功するかどうかを言うにはまだ早すぎるだろう。

では、やっぱり検索が全然ダメだという証拠はどこにあるのか。実は、みんな私と同じくそれが真実であることを知っている。そして、無敵Googleが突如、あらゆる機会を捉えて自分たちの検索を自慢し始めたのは、彼らにもわかっている証拠だ。Googleが、自分たちのデータを盗んだとしてMicrosoftに食ってかかったのは少々やりすぎだった。結局は、発見の瞬間というより、わなにかけたような感じだった。

そして今日のこのJC Pennyの愚行だ。この会社は何ヵ月にもわたってGoogleを欺き、数十種類の商品検索で結果表示のトップを手にしていた。Googleは最近これを突き止めて排除した。そして私が知る限り、彼らは、まるでウィニングランをするかのように事件をNY Timesに流した。

しかしこれは、Googleにとって恥でこそあれ、喜ぶような問題ではないと私には思える。事実私は、ここでそう言った。GoogleのMatt Cuttsは、Bingを軽くけなして反応した「@arrington 大量のリンク問題が起きたのはこの3~4ヵ月、1年ではない。JC Pennyは今でもBingなどでは上位に入っている」

結構。Bingをちょっと叩くのはいつも楽しいからね。

以前Googleでスパムと戦っていたVanessa Foxも割って入り、こう言った。「@arrington Googleでのスパム対策は常に進行中の戦いだ。アルゴリズムの強化は、巻き添えによる被害とのバランスを考えなくてはいけない」。彼女は今日もまた、JC Pennyの件を報告している。

動揺した企業がほぼ間違いなくやることがある。まず、ライバルを貶す。次に、いかに問題が困難であり解決には時間がかかるかを語る。

1990年代終り頃のAltavistaが何度もそうしていた。ライバルがやってきて、Altavistaの問題を永久に解決する直前まで。

そう、検索は非常に難しい。しかし、シリコンバレーは難しいことが大の得意だ。今、本当に問題なのは、検索においてGoogleが聖域であるという認識である。新しい検索スタートアップの口上を聞いたベンチャーキャピタリストの頭に浮かぶのは、Cuilの大失敗のことだ。そして、ベンチャーキャピタリストは、シリコンバレーで最もリスクを回避する人たちなので、資金は出てこない。

しかし、あらゆる証拠がその逆を示唆している。Demand Mediaの評価額は$1.6B(16億ドル)だが、彼らの事業のすべては、Googleに無意味なコンテンツを安く送り込み、リンクのおこぼれに預かることで成立している。もしGoogleの検索がしっかりしていれば、Demand Mediaは存在しなかった。そしてBingも検索市場シェアで大きく伸びることはなかった。そしてJC Pennyがホリデーシーズン中数ヵ月にもわたって検索結果をもて遊び、何ヵ月も後まで発見されないなどということも起きなかった。

検索には真のライバルが登場する必要がある。Googleが全力を尽し、われわれみんながもっとハッピーになるために。

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(翻訳:Nob Takahashi)


2月 05 2011

検索界のドンキホーテBlekkoが1月の検索サービス数3000万を突破,今日までで11万のスラッシュタグを生成

今週の、BingがGoogleを剽窃していたという暴露ニュースを見て、検索市場はもっと多様化すべきだと痛感しなかった人は、世の中に一人もいないだろう。

MicrosoftのVP Harry ShumとGoogleのMatt Cuttsが、Farsight 2011カンファレンスのパネルで口げんかしていたとき、BlekkoのCEO Rich Skrentaはそれを、市場の多様化を求める世の中の動向の、生きた象徴だと見なしていた。

今週の初めにBlekkoは、Demand MediaのeHowやAnswerBagのようなコンテンツファームを検索結果からブロックすると決定した。そして今日(米国時間2/4)は、同社の節目となる数字をいくつか発表した: 1月の検索クェリ数が3000万以上、そして11月の立ち上げから今日(こんにち)までで、11万を超えるスラッシュタグ(人間が編集校閲したトピック)を作った。

1か月で3000万クェリというと、毎秒10から15、1日では100万の検索利用数になる。それは同サイトの立ち上げ時のトラフィックの急増を、大幅に上回っている。これと対照的にGoogleは、最新データ(2009年)でいうと各月の検索サービス数が880億だ(2010年に関するComscoreの数字はまだ出ていない)。

スラッシュタグは、使い慣れるまでは難しく感じるが、私は以下の理由により、Blekkoにはチャンスがあると信じている:

SkrentaとGreg Lindahlが率いる同社は、 Marc Andreessen、Ron Conway、Jeff Clavier、それに飛び入りのAshton Kutcherらの投資家たちから$24.4M(2440万ドル)を獲得しているので、資金状況が良い。Skrenta自身も、Blekkoはそんなに早く消えてなくなることはない、と言っている。とくに今後同社が、ユーザ自身がカスタマイズしたスラッシュタグ日付サイトのタイプ、, 日付+サイトタイプ、そして最近加わったFacebookの”Like”()(いいね!)など、多様な検索ユーティリティを加えていけば、着実に人気を増すだろう〔Googleでは文書の日付すら分からない…Googleのインデクサーがその文書をクロウル(crawl)した日付は分かるが〕。3か月後のモバイルバージョンの立ち上げも、賢明な策だ。

Blekkoは本誌などの記事で取り上げられる機会が増えているが、それはマンネリ気味の検索の世界に、イノベーションと、メディアを喜ばせる仕掛け(Spam Clock…合衆国全体で作られているスパムの数を数えるメーター(毎時100万ページ)…など)を持ち込み、またGoogleが、こんな記事: “Why We Desperately Need A Better Google.”が登場する中で、未だに漠然としか言っていないスパムふるい落としアルゴリズムに対し、特定サイトの禁止という果敢な具体策で対抗しているからだ。

言葉としておかしな響きを持つスラッシュタグに、びびらなくなったなら、このサイトは超個人的な検索目的のためにすごく役に立つ、と分かってくる。個人々々によって、ものすごく独自で多様な検索ができるのが、GoogleにもBingにもないBlekkoの魅力だ。これまでの大型検索サイトで、どんな不満を抱いたか、それによって、各自のBlekkoの使い方が決まるだろう。しかしBlekko自身は、現状に満足していない。今後もっともっとたくさんの、おもしろい検索ワザを編み出して、ユーザの心をつかみ続けるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


2月 04 2011

GoogleはこうしてMicrosoftを奇襲し話題を変えた

最近私は、ウェブを巨大なゴミ捨て場と化しているスパム業者およびコンテンツファーム対、利益かユーザー満足度かの選択を迫られている検索業者との間で激化しつある壮大な戦いについて、いくつか記事書いた。これは深刻な問題だ。コンテンツファームは、その殆どが低レベルの記事を、毎日大量にたれ流してウェブの「知的レベルを下げ」、Googleはそれらの記事で儲けていると言う。どの登場人物もわれわれのサイフから何十億ドルという金をかき集めている。

今週私は、GoogleとMicrosoftそしてBlekkoによるパネルディスカッションを進行する機会を得た。私が司会を務めたそのイベントは「Farsight 2011:Beyond the Search Box」といい、BigThinkとMicrosoftが主催した。私は冗談で、Googleが「邪悪」な独占者、Microsoftが「善良」なライバルを演じ、Blekkoがそれをこっそり観察しているのを見るのは何とも奇妙なものだと言った。

元々私は、GoogleのSEO開発責任者、Amit SnghalとMicrosoftの研究開発部門長、Ashok Chandraを呼んでいた。しかし、AshokはBingの事業担当VP、Harry Shumに席を譲り、Amitはウェブスパムチームの責任者のMatt Cuttsに代わった。これには大いにがっかりした。Mattは、「テディーベア」呼ばれる実にいい人という評判だったからだ。Harryは、けんか好きで知られている。私は、HarryとRich Skrenta(BlekkoのCEO)がMattを取って食うではないかと心配した。まるで、私がGoogleに対して奇襲を仕組んだかのように思われた。

Googleこそが奇襲を仕込んでいたことなど、私は知る由もなかった。Mattはテディーベアというより虎だった。

カンファレンスで私は、検索についてのビジョンを熱弁した。テキストボックスにキーワードを入力して、リンク先 ― その多くがスパマーの餌食になっている ― を見て回るのではなく、コンピューターには、私が何を知りたいかを教えてほしいと。私はMattに、Googleがスパムに関して取り組んでいることをみんなに話すようしむけた。しかしMattは代わりに、BingがGoogleの情報を盗んでいると、けんか腰で訴えた。Mattは彼のチームがやらざるを得なかったおとり捜査のことを暴露し、Microsoftの倫理感に対して憤慨した。Harry Shumは反撃してBingを擁護し、Googleの言うことはまやかしだと責めた。

これについてはメディア山ほど取りあげられている。MicrosoftのHarry ShumYusuf Mehdiの二人がそれぞれ、Googleの主張に対する反論記事をブログに書いている。だから私が同じ領地に入る必要はない。みなさんはイベントのビデオを見て、自分の意見を持てばいい。40分の間にマスコミが報じたよりもずっと多くのことが議論されたので、見る価値がある。

どちらにも確固たる見解があり、私はどちらも正しいと信じている。議論の始めに私は、教授として私はいかなる盗用もズルも容認できないと言った ― そして、MicrosoftによるGoogleデータの利用方法は、要するにそういうことのように思えた。しかし、テクノロジーの世界では、こうした情報交換は当たり前だ。誰もがズルをしていて、イノベーションのためにはそれが良いことなのかもしれない。だから、これは黒白を決めるものではない。どちらの側も正しくまた間違っているのである。

一つはっきりしているのは、Googleが膨大な広報戦略に成功したことだ。Googleは話題を変えてしまった。メディアの対象はもはや、スパムでもGoogleがそれで儲けていることでもなくなった。誰もが、いかにGoogleの検索結果に価値があるかを論じている。

われわれが本来議論すべき課題を挙げておく。

  1. GoogleとBingが取っ組み合いを演じているそのデータの本当の所有者は誰なのか? ウェブ中からデータをコピーして「ズル」している検索業者 のものなのか。それとも、彼らに「盗まれ」ているコンテンツ作者 ― われわれ ― なのか。なぜGoogleとMicrosoftは、われわれの情報を所有していると信じてるのか? そしてなぜ、彼らはそれを使うこと対して〈われわれ〉に金を払わないのか?
  2. FacebookはウェブのトラフィックでGoogleと競っていて、いずれはるか先へ行くだろう。そしてGoogleはFacebookの塀の中を見ることができない。このことは長期的に、それが(一定範囲内で)可能なBingにとって、大きな優位性になるのではないか?
  3. Blekkoは、コンテンツファーム ― eHow、Answerbagなどのサイト ― を検索結果から除外するという英断を発表した。果たしてGoogleやMicrosoftも同じ方向に進むのだろうか。収益を犠牲にすることが彼らにできるのか? われわれが直面する大量のスパムをアルゴリズムによって遮断することできるのか、それとも[Blekkoのような]選別検索という解決が必要なのか?
  4. ウェブ品質の測定基準が必要である。Googleは、ウェブの質低下は一切認識していないと言っている。しかし、多くの専門家がここ2~3年著しく低下しているという意見で一致している。なぜGoogleは、市場のリーダーとして、ライバルたちと協力して誰もが使えるオープンな測定基準を作らないのか? Googleに、彼らが他のどこよりも優れていることを証明させようではないか。
  5. なぜウェブユーザーに、どのサイトがスパムであるかを名指しさせ、この情報を公開しないのか? Googleではユーザー毎に検索結果をフィルターできるが、なぜそのデータを全員に公開しないのか? 不当にレッテルを貼られたと信じるサイトは不服を申し立てればいい。なぜ秘密にするのか?

話題を戻そう。Harry ShumとMatt Cuttsは、どこかの酒場で殴り合いをすればいい。私が彼らに望むのは、ウェブをきれいにして、最高の検索結果を提供してくれることだ。

編集部注:Vivek Wadhwaは起業家から学界に転身した。カリフオルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード法科大学院上級研究員、デューク大学で起業および研究商用化センター理事、およびエモリー大学のThe Halle Institute for Global Learningの「特別客員研究員」。Twitterアカウントは@vwadhwa。研究成果はwww.wadhwa.comで見ることができる。

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(翻訳:Nob Takahashi)


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